雪景色? いいえ、これは防疫対策のための石灰です。
この冬は、日本各地で高病原性鳥インフルエンザが確認されています。
平成28年11月以降、野鳥だけではなく飼育農場(家禽)で10件の発生事例があり
「N5H6亜型」鳥インフルエンザウイルスである事が確定されました。
幸いにも迅速な対応が取られたため、それぞれの地域で拡散する事はなく、
現在は小康状態というところです。
養鶏業にとって、毎年晩秋から初夏に掛けては緊張する期間となりますが、
今年は特に発生率が高く、野鳥や野生動物の侵入防止や、車や人を介しての
ウイルス侵入防止のための消毒の徹底など、防疫体勢を強化し対応しています。
更に、管理獣医師による毎月の巡回指導により、専門家からのアドバイスも
受けています。
そろそろ渡り鳥の北帰行が始まります。
「春よ来い。早く来い。」
正にそんな心境です。
生産課情報